トワイライト･サーガ ブレイキング･ドーン Part2

永らく続いたヴァンパイアとオオカミ族の争いは終わり、ようやく平穏に暮らせる時が来たはずだった。だが、3000年生きるヴァンパイアの王族ヴォルトゥーリ族は、ベラとエドワードの子･レネズミが全てのヴァンパイアを滅ぼすといわれる伝説の存在･“不滅の子”であると判断し、カレン家の抹殺に乗り出す。“不滅の子”とは、人間の子供が転生したヴァンパイアのことで、抑制の効かない危険なヴァンパイアとされる。ヴォルトゥーリは代々“不滅の子”を見つけては抹殺を繰り返していた。しかし、レネズミを産んだ時、ベラはまだ人間だったため、レネズミは正確には人間とヴァンパイアの両方の特性を持つハーフ･ヴァンパイアである。カレン家は「レネズミは“不滅の子”には当たらない」とヴォルトゥーリの説得を試みる。だがそれが失敗に終わり、ヴォルトゥーリとの決戦は避けられない状況となった。